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パソコンの更新に伴うQLSOの再インストールなど…
先日、パソコンを更新しまして、あたらしい制作環境になりました。
いろいろBTOパソコンのメーカーを見て、どれにしようか悩んだ結果、
キャッシュバックキャンペーンとかでお得感の強かった日本HPさんのパソコンにしました。
「ENVY 700」というシリーズのデスクトップパソコンです。
ちょうどCore i7 4790が発売された頃の注文だったのですが、OSをWindows7 proにしたので、
CPUはCore i7 4770です(メーカーさんのサイトで4790が選択できなかった)。
どうせなら最新を…という気がしなくもないのですが、数字の上でもそれほど違いがあるような気がしなかったので、
泣く泣く…という程のものではまったくありませんでした。
Windowsのエクスペリエンスインデックスです。
ハードディスクの転送速度だけが低い数字になっていますが、そのほかは高得点ですね。
VST音源のライブラリなどは、OSをインストールしているディスクとは別のディスクに分散して入れてありますので、
音楽を作る上では特に問題はありません。
強いて言うならSSDでは無いので、プロジェクトファイルを読み込むのに若干時間がかかるということでしょうか。
ためしに映像編集ソフトでフルハイビジョンの映像をレンダリングしたりしましたが、
さすがに数年前のパソコンより圧倒的に速いですね。
さて、パソコンを更新したので、当然制作環境を移動させるわけなのですが、
これが地味に大変です…。
各VST音源をインストールするわけなのですが、毎度何かしらの問題が発生して格闘を強いられるんですよね(汗)
QLSOインストールに関するアレコレ
当サイトのサンプルなどでも大活躍をしている、
米国EastWest社のQUANTUM LEAP Symphonic Orchestra
こちらの音源、DVD28枚組みという、インストールするのが大変しんどい音源です。
でも、色々と便利なのでインストールしないわけにはいきません。
といっても、大半が音源のライブラリなので、既にこれまで使ってきたパソコンのハードディスクから移動させれば、
ライブラリのみの移動は可能です。
が、「Play」というアプリケーションをインストールしないといけないので、
とりあえずDVDの1枚目に収録されているインストーラを起動し、
ライブラリ以外をインストールする設定にしてインストールをしようと思いました。
が、、、
早速問題が発生します。
「Error 1721」というメッセージが出て、インストールが強制終了します。
何かをインストールするときに発生するエラーってすごく嫌ですよね…
それで、この「Error1721」の対処方法ですが、
「コントロールパネル」→「ユーザー アカウント」→「ユーザー アカウント制御設定の変更」で表示される、
「コンピューターに対する変更の通知を受け取るタイミングの選択」を「通知しない」にします。
これで「Error1721」が出なくなるかと思いきや、また同じエラーが出てインストール出来ないという事態に。
これは「通知しない」に設定した後、パソコンを再起動してからインストーラを起動することでクリアできました。
この時点で音源ライブラリを移動し、Playを起動してライブラリの場所を、
移動させたライブラリのフォルダに指定すれば音が鳴るはず…。
と思いましたが、なんとライブラリの場所を設定することが出来ないのです。
見てみるとPlayのバージョンが1でしたので、最新のPlayならフォルダを手動設定できるはず…
という事で、Playをアップデートします。
今思ってみれば、いきなり最新版のPlayをインストールできたのかもなとも思いますが、
まぁ順を追ってインストールしたほうが確実ですので…。
Soundsonlineのサイトから最新のPLAY Softwareをダウンロードします。
今現在の最新版はPlay v4.1.8ですね。
これをインストールします。
そしてPlayを起動すると、記憶の通り、ライブラリのフォルダを手動設定し、音を鳴らすことが出来ました。
この時点では24bitの音源のみ鳴らすことが出来ます。
16bit版も鳴らせるようにするため、DVD17枚目でしたっけ、Platinum Plusの1枚目のDVDに入っている、
Platinum Plusのインストーラを起動し、やはり音源ライブラリを除いたファイルのインストールを選択。
インストールは無事に終了しましたが、上のPlay画面でBit depthを16bitにしようとすると、
なにやらエラーが出て選択できないという問題が発生しました。
ライブラリ自体はこれまで使用してきたハードディスクそのままなので、フォルダ階層等も問題ないはず…
いったい何が問題なのか考えた結果、
Platinum Plusのインストーラで、音源ライブラリを含めたインストール(typical)をすることにし、
ライブラリのインストール(音データのコピー)が始まったらインストールを中断するという荒業を行ったところ、
無事に16bit版も選択できるようになりました。
もう既に一度インストールしている音源ですので、アクティベートする必要も無く、
その点は楽でいいですね。
ただ、いつもiLok(USBキー)が壊れたらどうしよう…とは思ってしまいます。
(壊れても大丈夫らしいですけど、心配です)
この様に、膨大な音源データのインストールには問題がつき物ですが、
なんとか700GB程のVST音源を移動させることが出来ました。
この先、何か問題が発生しないことを願っています。